
北海道アウトドアガイド協会は、北海道をフィールドに活躍するアウトドアガイドの協会です。 ガイドのための研修会や情報交換の場をつくり、自己研鑽をお手伝いすることで、北海道でたくさんの人がアウトドアを安全に楽しめるようにすることを目指しています。
「ガイドとはクライアントが入域したことのない山や自然のなかでも安全に案内し、技術や知識を高めながら山旅や自然環境を楽しんでもらう為のプロの案内人である。」と定義し、山や自然状況の情報交換・研修を通じて技術・知識などの資質を高め、あわせてガイドの社会的地位向上を図る、としてこれらを目的と定めています。
登山者の増加とともに、日本全国の山岳地での登山者のし尿処理が問題視され、その対策が急がれている。北海道では、本州と社会的背景や自然環境要素が異なるため、独自の解決策が望まれる。そこで、当会では、北海道における山のトイレ問題の解決を目指すとともに山岳地管理のあり方を提言、適正な利用のあり方を啓発する活動に取組んでいる。
科学的な知見を基に、野生動植物の保護管理活動を行うため、地道な調査活動を長期にわたり継続しています。これらの調査結果は、ヒグマ対策活動をはじめ、多くの野生動植物の保護管理活動に役立てられています。また、自然環境の保全や再生に役立つ研究は、知床の保全ばかりでなく、国内外の自然環境の保全のために発信し、役立てられるよう努めています。